代表プロフィール

MUSIC POWER for ALL. 代表
狩谷 美穂
広島生まれ。

19歳で渡米。ニューヨーク市立大学The City College 音楽学部にてクラシック、ジャズ、ワールドミュージックを学ぶ。
留学中に初めて音楽療法の現場を見学し、音楽の使い方とその力に衝撃を受ける。
即興音楽を用いる音楽療法に魅せられ大学院に進学。
マサチューセッツ州に位置するLesley University 大学院表現芸術療法研究科音楽療法・精神カウンセリングコースにて修士課程修了。
米国の精神科病院、児童養護施設に音楽療法士として勤務。
2003年に帰国し、広島を中心に医療・福祉・教育の分野で音楽療法の実践と教育を行う。
広島文化学園大学学芸学部講師として音楽療法士養成教育に携わるも、臨床活動により力を入れるため4年後に退職。
2016月、専門的に音楽療法を提供するMUSIC POWER for ALL.を立ち上げる。
「音楽療法を求めるすべての方に質の高い音楽療法を提供する環境作り」をミッションとする。

日本音楽療法学会認定音楽療法士。
広島文化学園大学看護学部非常勤講師。
広島大学大学院医歯薬保健学研究科博士課程後期在学中。
Music Together Certified Teacher

職歴

■臨床実績
  • [米国]
    • McLean Hospital
      精神科病院
    • Perkins School for the Blinds
      盲ろう特別支援学校
    • Life Line Center for the Child Development,Inc
      精神特別支援学校
  • [国内における臨床実績]
    • 木村神経科内科クリニック 心理相談員
    • 広島国際大学 学生相談室相談員
    • 広島市立大洲中学校 スクールカウンセラー
    • 医療法人あさだ会浅田病院
    • 医療法人社団静寿会エトワール西条病院
    • 医療法人社団静寿会介護老人保健施設静寿苑
    • 東広島市安芸津町福祉課 子供音楽セラピー
    • 医療法人純心会介護支援施設こころ
    • 社会福祉法人たまご会 あゆみ保育園
    • 社会福祉法人たまご会 知的障害者通所施設
    • 社会福祉法人特別養護老人ホーム湯来保養園
    • 医療法人社団和恒会ふたば病院
    • NPO法人きずな 放課後等デイサービス
    • 県立広島病院 新生児科 きりんさんの会
    • 広島県立障害者リハビリテーションセンター
■教育・研究
  • エリザベト音楽大学
  • 広島国際大学
  • くらしき作陽大学
  • 広島文化学園大学
  • 広島大学医歯薬保健学研究科
■講演・ワークショップ(一部)
  • 日本代替医療連合会JACT沖縄支部学会
  • 広島市湯来南公民館主催健康教室
  • 広島市五月が丘・美鈴が丘地域包括支援センター健康教室
  • あさみなみ区民大学
  • 美作大学
  • 日本音楽療法学会近畿支部学術大会
  • 東広島市立下黒瀬小学校教育講演会
  • 広島大学附属幼稚園
  • 西条市街地地区社会福祉協議会講演会
  • 社会福祉協議会海田町さわやか大学
  • 頭部外傷の若者の会「さくらんぼ会」
  • 呉市社会福祉協議会講演会
  • 日本平和学会秋季研究集会
  • 広島市東野公民館きたんしょう大学
■研究発表(一部)
  • 2005年 日本音楽療法学会四国支部大会
  • 2005年 世界音楽療法大会 (オーストラリア大会)
  • 2006年 Creative Arts Therapy国際会議
  • 2013年 第45回 日本芸術療法学会
  • 2016年 第69回 日本保育学会
  • 2017年 世界音楽療法大会(筑波大会)

スタッフ紹介

    • 清水 茜
    • 日本音楽療法学会認定音楽療法士
    • 洗足学園音楽大学 音楽療法科卒業
    • 静間 千聖
    • 全国音楽療法士養成協議会音楽療法士1種
    • 広島文化学園大学学芸学部卒業
    • 植松 貴子
    • 全国音楽療法士養成協議会音楽療法士1種
    • 広島文化学園大学学芸学部卒業
    • 宮原 律
    • アシスタント エリザベト音楽大学卒業
    • 音楽療法アシスタント歴10年以上
    • 湯浅 玲子
    • アシスタント 広島市立大学卒業
    • ピアノ講師

メディア

  • NHKラジオ出演
    2018 2.22NHKラジオ「ひろしまこいラジ」
    音楽療法についての情報提供

  • 中国新聞掲載
    2018.2.8中国新聞
    音楽療法 広島 高齢者

  • 「アロマじかん」
    2004 vol 06 p16-19掲載
    「ミュージックセラピーでみんなに元気を」

音楽療法との出会い

代表者の思い?音楽療法との出会いから今日まで

「アルツハイマーの祖父」

私は広島県の田舎町で産まれ祖父母と共に生活してきました。
大好きだった祖父が突然アルツハイマー型認知症の症状をみせ始めたとき、私はまだ小学生でした。
ゆっくりと、しかし確実に祖父は記憶を失い、自分がわからなくり、最後には家族をも認識できなくなりました。

私は8年間認知症が深刻化する祖父と共に暮らしました。
混乱、徘徊、せん妄、鬱、様々な様子を間近で見てきましたが、音楽ほど祖父をイキイキとさせたものはありませんでした。
最後には寝たきりになり、言語を失い、笑顔も表情の変化もなくなった祖父でも大好きだった音楽を流すとたちまち笑顔になり手を動かしながら歌い出したのです。

この思い出は鮮明に私の脳裏に焼き付いています。 祖父の嬉しそうな笑顔を見ると介護に疲れきった家族も幸せな気持ちになっていたものです。

「アメリカで音楽療法に出会う」

ニューヨークに留学していた私は音楽療法の現場を見学するチャンスに恵まれました。

障がい児の音楽療法グループでは即興演奏に合わせて子供達がイキイキと声を出し、身体を動かし、音楽療法士と共に即興演奏を通して音楽でコミュニケーションをとっていました。
まるで音楽語で会話しているような素晴らしい時間でした。

私にとっては人生2度目の音楽の力を目の当たりにした経験でした。
すぐに「これだ!」と思いました。

卒業後の進路は音楽療法士の道を歩みたいと決め、大学院受験に必要となる心理学を学びなおし音楽療法士養成コースと臨床心理学コースのある大学院に進みました。
大学院在学中は、精神科領域、重複障害児領域、卒業後はニューヨークの特別支援療育・教育の現場で音楽療法士として働きました。

「日本の厳しい現実」

帰国後は地元の広島県にて音楽療法をより多くの方に知っていただくための講演やワークショップを通した啓蒙活動、医療・福祉施設への音楽療法サービスの提供、大学での講義を中心に活動を開始しました。
2010年より大学にて4年間音楽療法士養成を担当し大学講師として強く感じたことは、

「現場が変わらないと音楽療法士の専門性を活かした仕事は作れない」ということです。

音楽療法士になりたいと夢見て入学する学生達が卒業する際、就職先に困るのです。

広島県の医療・福祉の現場で常勤の音楽療法士が専門職として勤務していることはまだ珍しく、優秀な学生達も専門職としては就職できない状況が続きました。

「現場第一主義」

私自身も、自分にもう一度問いかける時期がきていたと思います。

それは「私は何のために音楽療法士になったのか?」です。
その答えは、療法士として支援が必要な方々のために音楽療法を提供すること。

大学教員だった私の臨床の時間は削られていました。
研究室にいるよりも、医療・福祉の現場に戻りたいという気持ちは日に日に強くなりました。

音楽療法士がその力を十分発揮するにはまず現場が変わらなければと思い、思いきって大学を退職し精神病院での音楽療法臨床にキャリアをシフトしました。
その精神病院では多くを学ばせていただきました。

2015年に音楽療法サービス事業 MUSIC POWER for ALL.を設立。
音楽療法を求める全ての方に、本当に求められる、質の良い音楽療法サービスを提供するための起点になるための第一歩です。