Music Together? とは
Music Togetherは1987年に米国プリンストンにて幼児心理学・音楽教育学の豊富な研究を基に誕生。0歳からの家族で楽しむ音楽づくりのプログラムです。従来の習い事の概念を覆す画期的な親と子の学びの場として現在世界約40カ国の家族に親しまれています。Music Togetherは「自然」「家族」「遊び」の3つを要素にした豊かな音楽づくりのある子育てを推進します。
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自然
私たち人間は言葉を介した「表現」を可能とする言語発達への素質を持って生まれてきます。それと同じように誰もが音楽を表現する能力を持って生まれてくるとご存知でしたか?つまり「言葉」を話すように「音楽を話す」のは人間の自然の姿なのです。しかし言語発達にはそれを刺激する環境が必要なように、音楽性の基礎を養うには豊かな音楽の刺激や子ども自らの音楽表現を見守り支える環境が不可欠です。
家族
子どもは常に自分が慕う大人の行動を観察して真似します。それは子どものあらゆる物事への関心や姿勢にも大きく影響されます。読書好きな子どもに育てたければ親が読書好きでなければなりません。もちろん音楽に関しても同じことです。日常身近にいるお母さまやお父さまなどが、良いお手本となり音楽への積極的な姿勢を持つことが大切です。心から楽しむ大人の姿を見て子どもは自然と音楽の楽しさを感じていきます。
遊び
子どもは遊びの中で人間として最も大切なことを多くを学んでいきます。「正しくやる」ことや「成果」ばかりを期待される環境では子どもの本来の学びの芽を摘んでしまうこともあります。子どもが自ら重ねる試みや発見を温かく見守る環境が子どもの学びには不可欠です。
Music Togetherでは基礎的音楽能力として、
1) 音程正しく歌える。
2) 正しいリズムで体を動かすことができる。
3) 自国の文化の音楽を無理なく楽しむことができる。
の3つを定義としています。
子どもの言語発達は、やさしく話しかけたり、子どもの発する音を真似してあげたりする温かいことば豊かな環境の中で自然と支えられていくのと同じように、音楽性の基盤は音楽づくりの豊かな親子のふれあいの中で自然に養われます。この音楽性の基盤は将来楽器を習ったり、ダンスレッスンを始めるために必要な大切な基礎となります。
ここでのMusic Togetherのクラスは基本的にAll English(全て英語)で行います。Music Togetherには、普段日本語を話している子どもたちを「本物の」英語に触れさせるというメリットがあります。英単語を中心に教えることはしませんが子供達は自然に英語の歌を覚えていきます。多くの研究結果が示しているように、音楽や芸術のように遊びを通した学びが就学前の子供たちには適しています。歌の中には、数、色、動物、挨拶、季節、日常の動作などがたくさん含まれています。もちろん教材となる曲も英語のものがほとんどですので、子供達は自然と英語を聞き取る力をつけていくでしょう。そして保護者の方達にとっても、子供達と関わる際の英語での声かけなどを学び取るチャンスとなると思います。
年齢で分けないMixed Ageクラスです。日本の習い事ではあまりないスタイルですが、クラスでは0歳から5歳まで同じクラスでレッスンを受けていただきます。異なる年齢の子供たちが共に活動する方法での学習は教育的効果が高いと言われており、学校や幼稚園などで「縦割り」という学年を混合したグループで活動が行われることもあります。幼児期の自然な学びの力をサポートするため、mixed age classを提供しています。
Music Togetherではオリジナル曲の他、世界の童謡や民謡のアレンジなどさまざまなジャンルの音楽にある多様な音調、モード、リズム、フィーリングでリアルな音楽の世界を体験します。子どもの身体的成長にバランスのとれた栄養素が不可欠であるように、豊かな音楽性発達には「音楽のビタミン」を豊富に含む音楽体験が必要だからです。 Music Togetherの教材で使用する楽曲の拍子や調の種類の多さには日本と米国で音楽教育を受けた私も驚かされます。一般的な長調や短調も使用しますが、他の教材には珍しいモード(例:ドリアン、ミクソリディアン、エオリアン)と呼ばれる音階も必ず登場します。リズムを例に挙げるとDuple (2拍子)やTriple(3拍子)の他に、変拍子を含む曲も使用しています。これらの複雑な音楽的な要素を当たり前のように、子供たちが歌い、踊り、体の中に落とし込むことができるのです。
タームごとに教材費・登録費が別途必要です(年間15,000円程度)教材は1ファミリーにつき1セットのみ必要